オフィスの風水を観る場合など、経営者の方、企業トップの方とお話する機会も多くあります。先日お伺いさせて頂いた社長さんは、会社にあるご自分の書棚の中から、『若い頃に夢中になった時期がありましてね!』と、とても年季の入った易経の本を見せてくださいました。実は、易経を学んだことがあるという経営者の方には、これまでも何人かお目に掛かっているのですが、私がお会いした方々はみなさん70代後半でいらっしゃるんですよ!この年代の企業家の方々の若い頃に、易経がブームになったことがあった様です。
易は、風水や四柱推命、中医学など中華宇宙論の中でも一番古い教典であり、五術(命・卜・相・医・山)の基礎となる智慧ですから、易経をご存じの方ですと、こちらの話にも興味を持って耳を傾けてくださり、風水など五術に関しても大いに理解してくださいますね。
ビジネスに占術を取り入れるというと、若い人の方が積極的な感じがありますが、私の経験上、60~70代の方々の方が理解があり、すぐに取り入れたり実践される方が多いですね~!ご自身の四柱推命についてアドバイスをさせていただいても、オフィスの風水の話をしていても、とにかく話が早く進みます!
その様な方々は、社会経験や人生経験の豊富な先輩方でもあるので、お仕事で伺った際に、逆に私の方が教えて頂くことも多いです。特に、自分が経験したことのない業種や、あまり縁が無かった領域など、一から教えて頂けるので本当に勉強になります。クライアントさんのお陰で、日経新聞要らずかもしれません(笑)。
お客様は神様です、と言う言葉がありますが、私にとっては『お客様は先生』です!