四柱推命の鑑定には、その人の誕生データが必要になります。生まれた年、月、日、時刻の4つの柱を基本として、生まれ持った運と素質、運勢(どの様な人生模様となるか)を観ていきます。
四柱はそれぞれ独自の象意・意味を持っており、単独で、または組合せて、そこに秘められている情報を読み解いていきます。主な象意は次の様になります。
象意となる人々 | 影響 | |
年柱 | 祖父母 | 若年期の運 (0~20歳)、先祖や家系の運 |
月柱 | 父母 | 成人~中年期の運 (20~35歳)、社会運 |
日柱 | 自分、配偶者 | 中年~壮年期の運 (35~50歳)、性格、運勢、結婚相手 |
時柱 | 子供 | 晩年運 (50歳~)、結婚後の生活、子孫への影響 |
四柱それぞれ、日支と干支があり、8つの天干地支の組合せの中に、とても膨大な情報が詰まっている訳です。
誕生時刻が不明の場合は、三柱で観ることになるため、健康面、五行のバランス、子供との関係、晩年運、結婚後の運勢、などが鑑定不明なだけではなく、運勢のタイプ(身強または身弱)が判らない場合があるので、鑑定結果が正しく出ない場合もあります。
また、生涯に於いての影響力は、月柱50%、日柱20%、時柱30%と言います。よって、誕生時刻が判るか判らないかというのは、なかなか重要なところなのです。