四柱推命の見方：有名人の命式を観てみよう！①

①菅直人さん：1946年10月10日生まれ

菅さんは丁（陰火）の人ですが、火を強めてくれる要素が自分の四柱の中に全く無いという弱い火（Weak Fire）につき、火を強めてくれる木のサポートをとても必要としています。しかし、彼は現在60歳から始まった甲辰（土）の運氣にいるため、全くサポートが無いばかりか、四柱の年支と月支である戌が、辰と二重のクラッシュを起こしている状態です。辰と二つの戌は全て五行で土であり、火を弱める働きをしています。よって、元々の弱い火が更に弱められている状態なのです。昨年の寅は火を生み出す木だったため、とても強いサポートがありましたが、節分を過ぎて今年の運氣（辛卯）に入った途端、潜んでいたトラブル・危険な要素が一気に表に出てきた感じです。今回の災害の直前には、菅内閣で右腕的役割を担っていた前原さんが、違法献金問題で外務大臣を辞職しています。

四柱推命で観る限り、菅さんの行く末は全く楽観的ではありません。なぜなら、4月5日からは、壬（水）辰（土）の月が始まり、この辰は同じように四柱の年支と月支にある戌と二重のクラッシュとなりますし、更に2012年は壬辰の年、巡ってくる年の干支が四柱にある戌とwクラッシュです。四柱推命では、クラッシュを起こす場所によって多少意味合いが変わってくるのですが、月支は自分自身を表すため、月支の干支がクラッシュを起こす時は、相当にシリアスな問題が起こると解釈をします。

ブログでも何度も書いていますが、四柱推命は本当に正確です。国のリーダーである首相の運氣があまり良好ではないことは、国民としてはブルーな結果です。

また、人相学的には、菅さんのおでこにあるホクロが気になるところ。顔の中心部分にあるホクロやイボは、運氣を妨げるものなので、一般的には除去した方が良いとされます。しかし、菅さんの四柱を観ると、火を強めてくれる木をとても必要としています。ホクロは五行で分けると木なんです。こういう木を必要とする人の場合は、例えホクロが好ましくない部分にあったとしても、取り除かない方が良いとされています。この様なジレンマ的要素も、菅さんのトラブル多発の運勢を表していていますね。