四柱推命の鑑定は、その人の誕生データを元に読み込んでいく訳ですが、鑑定で出たデータが、依頼人の方の現状とは異なるモノの場合も結構あります。何故なら、誕生データによって導き出される命運の筋書は宇宙という大きなエネルギーによって示された『真実(Truth)』であり、その解釈を各々の定規を使って測っていった結果の『事実(Fact)』と誤差があるのは、ある意味当たり前のことだからです。誤差が無い人の方が、圧倒的に少数派です。
解釈に使う自分自身の定規=固定観念が、普遍的なものからかけ離れていればいるほど、事実(現状)は命運の筋書きから大きく反れてしまうことになります。持って生まれた運も素質も素晴らしいのに、勿体ない生き方をしている人の方が多いですね。自己評価ひとつとっても、きちんと出来ている人が少ないのです。低すぎる人、高すぎる人、それぞれ基準となる定規が違うから、ズレてしまうのは仕方がないことかもしれません。
良い命運を持っている人は、それに沿った生き方が宇宙のエネルギーと呼応している訳ですから、一番無理なく楽しくハッピーな人生になります。残念な命運の方の場合は、良い風水に身を置いたり、後天的に好ましくない部分を改善していくことによって軌道を修正し、より良い人生を手に入れることが出来るようになります。
ズレてしまっている場合、固定観念が強すぎる人ほど、軌道修正も改善も難しくなります。自分の定規の1センチメモリは正しいですか?正しいと思う根拠は何ですか?どうして正しいと判るんですか?
人生をより良く、現状を改善しようと本気で思っていますか?固定観念を手放してみると、新たな発見が沢山ありますよ。