幸い(というか何というか)、Khengは神社仏閣への参拝にあまり興味がない人なので、庭園散策から有名な竹林へ直行しました。
海外の人々にも有名になっているため、嵐山に点在する名所の中でも一番の混雑!そして誰もが良い写真を撮ろうとして、ある程度の時間をここで過ごすため、時間を追うごとにどんどん増える人の波!それでも見る価値ありの竹林ですね~。朝早い時間に来る方が空いてて良いのかもしれませんが、お昼近くは太陽が真上に行くので、光の撮影が出来ました。
その昔、平安京の遷都により一大都市へ発展した京都ですが、当時は四神相応の良い風水の地ということで都づくりがされた訳です。ただし、残念ながら四神のうち青龍となる山脈に十分な長さが無かったことと、当時の中国:唐の国から伝えられた“欠けた風水の知識体系”により“時間の推移”が考慮されることがなかったため、私たちが知っている通り、平安の都は徐々に廃れて行ってしまったということです。
それにしても、嵐山の竹林は良い地場ですよ!竹は清める、浄化する作用がある植物なこともあり、良いエネルギーが満ちていました。気功では、樹木から良い気を貰う“採気”というものがありますが、竹林の中を歩くだけでも、ある種の採気効果がありますね。
Khengとふたりで写真を撮りまくり、気付けば1時間以上ここに留まっていました。それだけ良い気の場所だったということですね~。海外からの観光客のみなさんは、写真を撮る際のポージングもバッチリ決めて撮る ので、あちらこちらでフォトシューティング大会!
そしてランチには御一行様と合流し、精進料理を頂きました。こちらも外国人のみなさんには大好評だったので、今度からは海外からの客人があったら、ぜひ連れてこようと思います。精進料理は仏教菜食につき、満足感が少ないのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらのお膳はボリューム満点、最後はマスクメロンがデザートに出て、満腹そして満足、お腹いっぱいになりました。
シンガポールやマレーシアの華僑系の人々は、仏教徒というよりも、道教(Taoism)を信仰する人が殆どで、華僑系で純粋な仏教徒というのは、実はあまり多くありません(儒教の教えを大事にする中国本土の中国人と、シンガポールなどへ渡って行った華僑の人々Taoistとは、人種としては同じ“中国人=中国系”ですが、考え方や価値観、性質が全く異なる訳ですね)。今回の御一行のうち、Taraのみが仏教徒、他はTaoistということもあり、精進料理は物珍しくワンダフルな体験となった様です。みなさんそれぞれ満足してFacebokやWhatsappに上げていましたよ!