ドバイでの体調管理に役立ったひとつが、ミントレモンジュース。到着時のウェルカムドリンクとして、朝食ブッフェで、ミントのスッキリ感とレモン(ライム)の酸味+ビタミンCで、胃腸から癒されました。今年の夏は、我が家でも作ってみようと思ってます(材料は大量のミントの葉、レモンとライム、砂糖のみ)。

ミントレモンジュース、照りつく太陽対策にも。

2日目は、いよいよ風水見学です。朝イチで向かったのは、世界一高いビルBurj Kharifa。英語読みではバージ・カリファですが、アラビア語ではブルジュ・ハリファ。Kは発音しない様です。これまた世界一広いショッピングモール:The Dubai Mallと隣接している巨大複合施設です。

高過ぎて、近くだと全体が見えません。

砂漠に咲くヒメノカリス(Spider Lily)を模したデザインは、風水の六卦でもあります(シンガポールのリッツカールトンミレニアと同じ)。Burj Kharifa、The Dubai Mallとも、飛星チャートを活かして外観がデザインされています。事前に貰っていた情報を確認するべく、The Dubai Mallの向を測ったところ、ちゃんと合ってました(実は、持参した私の羅盤は、ドバイに着いたら磁針が狂って壊れてしまいました…郊外には大型電波塔が立ち並ぶ一帯が数ヶ所見られましたし、発展の一方で、強力な電磁波の問題もドバイにはあると見ました)。

炎天下の風水演習。

バッチリ風水を施していることが確認できました。

828mのビル、At The Topという展望台は、日時指定で事前予約チケットを購入しておく方が早くしかも安く入れます。展望台からの景色、高過ぎて、何だか良く判らないのもご一興(笑)。

建物の向き、水の位置、全て風水で整えられています。

高所恐怖症の人はダメですね(笑)

設計段階のラフ案が回廊に展示してあるのも興味深かったです。いつかはこんな大型施設に風水師として参加してみたいものです!

風水のアイデアを汲み取る設計案の数々。

展望台からはペルシャ湾も望めます。遠くにThe Worldも!あんなに陸地から離れたところに人工島を作るって、それだけ湾内は穏やかということなんでしょうねぇ。台風通過国の日本ではまず無理な話。

奥に見えるのが、有名なThe World。

Burj KharifaとDubai Mallの間にある人工池では、日に何度か噴水ショーがあります。これも旺の水星活性化に!シンガポールのMarina Bay Sandsの逆噴水と同じ作用です。

施設に莫大なお金を掛けても、財を呼び込む風水仕掛けで、結果的にもっともっと潤うのだ。

もちろん、Dubai Mall内にも、飛星チャートに沿って水(噴水)が置いてあったり、吹き抜けになっていたり、エスカレーターの位置なども、きちんと風水的に考えられて配置・デザインされていました。スキ無し、抜かり無し。

この日のディナーは、ドバイ市内から1時間ほど車で走った、砂漠のど真ん中にあるリゾート、Bub Al Shams DesertにあるAl Hadheerahにてアラビア料理のブッフェを。

砂漠に沈みゆく夕陽。

皆さんドレスアップして素敵♪ Mr. Hojoは現地仕様の正装。

なかなかトリッキーな巻き方ですねぇ。

ドバイの最新建築物としては、今年1月にオープンしたばかりのThe Dubai Frame(ドバイ・フレーム)がありました。片側が昇りエレベーター、反対側は下りエレベーター、上部は展望台という、言ってしまえばそれだけの建物なのですが、額縁に見立てた造りで、南側から覗くとクリークなどがある旧ドバイ地区『オールド・ドバイ』が、北側から覗くとBurj Kharifaなどが建つ新ドバイ地区『ニュー・ドバイ』が、それぞれ絵画の様に楽しめるというもの。この様な観光特化の建築でも、ここでは無駄にはならないのです。

額縁の形、北側と南側で2つのドバイを絵に見立てる造り。

もうひとつ、現在建築中のこちらは、The Museum of the Future(未来博物館)。ドバイで最新の風水建築です。主任建築家が新聞社のインタビューにはっきりと、『クライアント(ドバイ首長のシェイク・モハメド)が風水に興味を持っていることが判ったので、それを踏まえてデザインを決めました』という旨を話しています。完成するとドーナツ状になる不思議な建物、その構造も気になりますし、一体どんな風水が施されているのか、ぜひ見てみたいです!またドバイに来るしかない(笑)。

不思議な造り!オープンしたら、どんな風水の仕掛けがあるのか見に来なくては!

つづく。