翌日はアレキサンドラのお薦めにより、ホルプから一両編成の各駅停車で30分、大学都市のテュービンゲン(Tübingen)を訪ねました。ホルプを流れるネッカー川がここにも流れています。
大学を中心に出来上がった街ということで、日本で言うとつくばの様な感じでしょうか。住民の半分が学生・教授・大学関係者だそうです。若者が多く、古い街ながら活気がありました。
小さな街につき、マルクト広場(ドイツ語でマルクトは市場、大抵どこの街の中心もその名前)も小ぢんまりとしていますが、パステル調の建物や雰囲気などイイ感じです。個人的には今回のドイツ滞在で一番良かった経験です!
アカデミックな街、市井の人でも英語を話す人が多く、言葉が通じるという安堵感もあってか、この日はドイツ到着してから最高の猛暑だったにも関わらず、結構気分が上がっていました(笑)。
テュービンゲン大学は、街の一番高台、丘のてっぺんに建っています。1477年創立の歴史ある学舎で、卒業生にはヘルマン・ヘッセなど有名人も多く、ヨアヒムもここの卒業生だそうです。
ホーエンテュービンゲン城(Schloß Hohentübingen)という城が大学校舎(一部博物館)になっています。誰でも入れちゃうセキュリティで、それだけ治安が良いということですよね。街一番の高台なので、テュービンゲンの街ぐるっと見渡せます。
シュトゥットガルト近郊、そしてドイツ南西部に滞在する際は、ぜひテュービンゲンお勧めです。3時間程度でも十分回れます。つづく。