どうやらコロナはこれからずっと付き合っていくしかないと判ったこともあってか、ここのところ続けて改装やリフォームについてのご相談を頂いています。リモートワーク用仕事スペースをきちんとしようと思った方。長くなったおうち時間を快適に過ごすため改装に踏み切った方。中には、自粛期間で家族の有難みを再認識し、高齢のご両親と同居のためリフォームを決断した方もいらっしゃいます。

リフォームの場合、家の向(顔となる部分)や玄関が変わらなければ、元々の家の飛星チャート(気の配置図)を使い、部屋の配置やデザインなどを決定していきます。

建物の都合上、或いはご家族のスタイルによっては、住居の風水を観る上で一番重要なスペースのひとつ:主寝室が、どうしても煞気(衰退のエネルギー)の方位にならざるを得ない間取りになってしまうこともあります。その場合は、風水改善策を施し、煞気の影響を小さくすることを行います。

ご存じの通り、気(エネルギー)というものは目に見えません。ですが、風水改善策によって『目に見える』ようになる場合もあります。先日届いたクライアントさんからのメールでは、『風水改善に置いたバンブー、ひと月経たぬうちにもう3回買い替えました。』とのこと。

『直ぐ枯れてしまって可哀想ですが、身代わりに悪い気を受けてくれていると思って。』こちらのクライアントさんは、バンブーが枯れてしまうのを目の当たりにし、初めて煞気の恐ろしさを実感したと仰ってました。

一般的に、植物や動物は我々人間よりも気に対して敏感と言われます。『ここに花を置くと直ぐ枯れる』、『ペットのチワワが絶対に行かない場所がある』、などという話、結構耳にされることも多いのではないでしょうか。

ちなみに香港人は、物件を見に行く際に赤ちゃんを連れて行くことが多いんですよ。固定観念がまだない小さなお子さんは、宇宙の波動:気に対して敏感だからという理由です。赤ちゃんが泣いたりむずかったりした物件は、どんなに見栄えが良くても引っ越し先には選ばないそうです。自分に小さな子供がいない場合は、親戚や友達のお子さんを借りるというほど、風水の良し悪しというのは生活の中で重要なものとして、香港人には馴染んでいます。

同じ部屋の中でも、花が長持ちする場所とそうでない場所、ありませんか?