4年前、大学院の卒業旅行で仲間4人と共に憧れのJAPANにやってきたイタリアの甥っ子アルベルト。日本オタクになったのは私のせいだと言い張る彼は、イタリア男なのに、ナイスガイなのに、何故か彼女が出来ず。仲間たちからも『(彼女が出来ないのはオタクだから)仕方ない』と苦笑されるほどで、叔母ちゃんとしては気に掛けていたのです。

今年の春、久しぶりのメールで、『10月に日本へ行きたいんだけど、日本にいる?日本の家族に、彼女をぜひ紹介したいんだ。』というではありませんか!良かったね~と安堵の一方、いったいどんな子なのかしら?という心配も。母親が息子の彼女に初めて会う時の気分って、こんな感じなのかしら~なんて、疑似体験も。

もちろん、そんな憂慮は不要だったというもの。優しくおっとりのアルベルトを、しっかり引っ張って行くシルヴィアは、ぴったりの彼女!既に主導権は彼女の方にありましたが(笑)、お互いの需要と供給がピッタリはまっているカップルというのは、とにかく上手く回るものです。私の友人夫婦にも、このパターンは結構多いですね。

5歳の頃から知っており、Prima Comunione(初聖体拝領式:子供が正式に自分の意志でカトリック教徒になる儀式、日本の七五三的に儀式+祝宴をする)にも出席している身としては、あの坊やが30歳になって、真剣にお付き合いする女性が現われて…、実に感慨深いです。

彼らの四柱推命をチェックしたところ、正式に結婚となるのはもう少し先になりそうですが、命式から観ても良い相性なのは間違いありません。結婚式にも呼んでくれるというので、楽しみがまたひとつ増えました。日本の叔母ちゃんは、NYでもイタリアでも、どこでも行きますよ~!

数年内に、義理の姪っ子(?)も出来そうです!