もうだいぶ昔のことの様に感じます。ご招待+夫の写真撮影+私の風水ツアーの下見を兼ねての初スイスは、真冬のチューリッヒから始まりました。ウィンターシーズンのピークを狙っての渡航でしたので(理由は追々)、寒かった~!それまで私にとってスイスという国は、ドイツ同様、『もうちょっと歳を取ったら行ってみてもいいかな~』的な位置付けだったのですが、これまで訪れなかったことを反省…。
チューリッヒに着いての第一声は、こんなに街路がキレイで(ゴミが少ないということ)、治安が良く、観光客に優しい場所は珍しい!欧州の大都市であれば、路上で生活している人を必ず目にしますし、ゴミがあちこち落ちているのが普通です。それなのに、なんと整然とした街だこと。スイス人の気質も、穏やかで親切で、日本人と共通するところが多くあると思いました。ただ、物価が高いですね~!高いとは聞いていたのですが、実際に行ってみると本当に高い。それだからこそ、治安が保たれている訳なのでしょうが。
旧市街も路地がさほど複雑ではないし、古い石畳も他の欧州都市と比べて歩きやすかったのです。ドイツ語圏ですが、どこも英語で通じました。とにかく、旅先での不平不満が出てこないのはスゴイことです。
初日の夕ご飯は、当時まだDolderに勤めていたマリアーノが、Kronenhalleという老舗レストランでご馳走してくれました。チューリッヒ名物のGeschnetzeltes(ゲシュネッツェルテス)は、仔牛肉をクリームで煮で、Rösti(レシュティ)という細く卸したジャガイモのパンケーキ的なもの(ハッシュドブラウンの類)を付け合わせて食べます。2皿、3皿目の分がお鍋に入ったままテーブルに乗せられますが、まず日本人女性の胃袋には2皿目は難しいでしょう。結構なボリュームと満腹満足感がある一品です。美味しいのでチューリッヒへ行ったらマストでしょう。
この時の宿は、The Dolder Grandという、Swiss Deluxe Hotelsメンバーの1軒。スイスのホテルは相当レベルが高いと聞いていましたし、その中でもトップクラスの5ッ星なので、期待値MAXだったんですが、実際は私たちの期待の100倍以上の素晴らしさ!私たちはラッキーだったとしか言いようがないのですが、次回はホテルのレポートをお届けします。