宇宙のエネルギー的に10月は、Deepest Autumn=最も“深い秋”に入るところ。10月8日から秋の終わりの戌月に入ります。土の五行は各季節の終わりに必ず顔を出す訳ですが、戌は秋から冬への変わり目で、この先には陰のエネルギーが最も深まる季節、冷たい冬、水の五行が支配する3か月が待っている訳です。水の五行が忌神(好ましくない五行エネルギー)の人にとっては、今月中にやっておくこと、動いておくべきことを、しっかりこなしておかないとですね。
この戌月は、上に陽金:庚が乗っている状態です。陰陽五行論にある相生(Producing)のサイクルでは、土は金を生み出します。そのため、非常に強い金のエネルギーの1か月でもあります。
加えて、今年の戌月は、少し特別な役割を持っています!とても重要な1か月なんです!来たる2018年は戊戌年、全く火の五行の要素がない、非常に強い土のエネルギーが支配する1年で、それが自分に対してどういう意味を持つのか、この戌月はお試し体験ができるということ!土の五行は自分にとって用神(好ましい助けになる五行エネルギー)ですか?それとも忌神ですか?それにより、今月は良くも悪くも来年1年のプレビュー的な体験をする日々となりますよ!
更に、命式内や現在いる大運に辰がある人にとっては要注意月間!戌は辰と冲を起こす地支です。冲はその名の通り“Clash”、何らかのアクシデントや対立、不調和、争いなどを引き起こす元になるもの。これは2018年も、1年を通して影響が出ます。
四柱推命に於いて“流年迫進”というものがあり、翌年のエネルギーが前もってじわじわ現れてくることを意味しますが、今年も既に残り少なくなってきており、更に来年の戌と同じエネルギーが今月は巡ってくるということで、来年を占うには十分な要素です。どうですか、今月が重要な1か月であるということ、お判りになって頂けましたか?
また、土の地支同士の冲は、土に関する大災害にも関連があります。過去の例を見ると、大地震、雪崩、火山噴火、地滑り、建物の崩壊事故など、戌と辰の冲の影響下で沢山の事故やアクシデントが起きているんですよ。
風水面では、10月の飛星チャートは中央に星9が来ます。そのため、最大の煞気:星5は北に、その次に注意すべき煞気:星2は西に来ます。該当するエリアには、風水改善策を施してください。