2日目のランチは、香港公園の中にある茶具文物館に併設している樂茶軒(Lock Cha Tea House)にて、ベジタリアン点心を中心としたお食事を頂きました。こちらは、香港在住7年になり晴れて香港永久居民資格を得るMちゃんが推薦してくれたレストランのひとつで、そもそもがお茶やさんにつき、様々なお茶を楽しむことが出来ます。お店で売られている品々もセンスが良くて素敵でした。
茶具文物館前のスペースは、香港公園の中でも一番“気”が強く感じられる場所として有名ですが、実際のところ、九龍半島からビクトリア湾を渡って来た龍脈(大地の気の流れ)の上にある場所なんです。敏感な人は何か感じられたのでは?
また、ここからは先ほどのBank of Chinaのビルを裏側からじっくり眺めることが出来ます。香港公園は丘の上にあり高台になっているため、ライバルであるHSBCに向けた尖角煞ではない、もうひとつの尖角煞(香港総督府に向いている方)が間近で良く見えます!まるで剃刀の刃の様なビルを見て、『風水で相手に攻撃とかしないで、みんな仲良くすれば良いのにねぇ~』と仰ったマダムY。その通りですね!
食後、再度バスに乗り込み、香港島の反対側:南側へ移動です。香港島自体が小高い山のような地形なのと、南側は開発されていないエリアが残されているので途中の景色はかなり自然が多いです。
淺水灣(Repulse Bay)は香港島でもリッチなエリアのひとつで(ジャッキー・チェンなど有名人の別荘が多い)、地元民や香港在住の欧米人に海水浴場として人気のスポットです。有名なハリウッド映画:慕情の舞台でもあるので、ご存じの方もいらっしゃるのでは?
バスを降りた途端、先ほどまでいた中環との温度差にビックリ!なんと30℃超えていました~!香港島南側では、もう季節は夏でしたね。
レパルスベイを一躍有名にしたのは、こちらのマンション。
真ん中に大きく穴が開いているのは、ビクトリア・ピークから香港島南側へ降りてくる龍脈を邪魔せず、その気を海に通すためと言われています。この様な建物の真ん中に穴が空いたようなデザインのビルは、最近では香港のあちらこちらで造られるようになってきました。が、実際に風水的な見方としては、???の建物の方が圧倒的に多いと言われています(ちなみにレパルスベイのこのマンションについては、割と懐疑的意見を持つ風水師が多い様です)。
続いて、赤柱(Stanley)へ。こちらはスタンレーマーケットというお洒落なカフェやお店が沢山並んでいる観光エリア。みなさん暑さでちょっと疲れていたため、ささっと見学して終わった感じです。
香港島南側はMTR(地下鉄)が通っていないので、二階建てバスやミニバスで行くしかなく、1~2泊の観光客にはハードルが高いエリアです。ここにサクッと行けたのもツアーの利点でしたね。
風水見学は以上で終了し、この後は夕食まで各自フリータイム突入。香港島側でショッピングでも、ホテルの側の尖沙咀エリアを散策でも。続く。