昨年12月は、予定外・予想外の状況や出来事が重なり、結果として自分をとことん甘やかす1ヶ月となりました。私史上最高に忙しかった11月の疲れを取るという理由を付けて、“心身の休養”と言う聞こえの良い言葉を盾に、ほぼ身体を動かすことのない1ヶ月を過ごした訳です。
お正月明けより、甘やかした分を取り戻すべく、ギアを入れ替えて動き出しました。だいたい家事と仕事がひと段落ついた夕刻から修練を始めるのですが、気付けば陽もだいぶ伸びていて、春は着実に近づいているということを感じますね。ついこの間までは、直ぐに真っ暗になっていたのに。
風水暦(Chinese Almanac、中華農民暦)では、節分が1年の切り替わりとなります。節分明けから新しいエネルギーに切り替わる訳ですが、既に昨年9月以降、私たちは2017年のエネルギーの影響を受けてきているんです。
2017丁酉の1年を司る卦は、64卦の21番目:噬嗑(Shi Ke)です。
内卦(下卦)が震:雷、外卦(上卦)が離:火ですが、電の意も持ちます。。この卦は火雷噬嗑とも言われ、雷は威嚇を具え、電は光明を放つという意味があります。
古代君主は、この卦の精神を見習い、刑罰を制定し、法律を厳正に整えました。噬嗑は上下のあごが噛み合わあさって、食べたものをかみ砕くという意味の言葉です。要は、咀嚼の形です。
物事には、必ず中間地点に障害がある場合が多いですが、その障害をかみ砕いてしまえば、順調に進めるということで、噬嗑は概ね吉の象意となります。
刑罰というと、厳しさの象徴とも取れますが、そもそも刑罰は、障害をなす不良分子を取り除くためにあるもの。現在は障害があるけれども、後に解消するということで、急がず着実に障害を取り去る様に配慮すれば、決して損はないということなのです。
そして、五行エネルギーで言うと、丁酉は金の上に火が乗っかっている状態です。火と金の組合せは、昨年と同じ組み合わせにつき、大まかな流れは昨年同様、不安定な1年となります。丁は陰の火につき、更に不安定な要素は強まります。この辺りは、既に発売されております船井メディア(エヴァビジョン)発行のCDマガジン、Just:12月号にてお話しさせて頂いておりますので、ご興味がある方は、ご視聴頂ければと思います。ちなみに、1月号では夫が手相の話をさせて頂いておりますよ!
http://www.funaimedia.com/just/
宇宙のエネルギーは、私たちが変えることができるものではありません。それゆえ、どう対応するのか、私たち側が変えていく必要があります。自分にとって、2017年はどういう年になるのか、どう乗りこなしていくべきなのか、既に準備はできていますか?節分はもう目の前ですよ!