東京もやっと梅雨が明けました!今年は猛暑になるという予報があったので、30℃を大きく超えた日が続いた7月初旬の頃は、『今年も引きこもりの夏か・・・?』と思っていました。真冬生まれ(子月)なもので、暑さは本当に苦手なのです。その後、梅雨寒の様に20℃ちょっとという日々が続いたこともあって、梅雨は明けたと言うけれど、体調含めて全身の感覚が何だか変な感じがしています。年齢もありますからね、自律神経を積極的に整えるようにしなくては!(真夏~晩夏の養生については、また後日詳しくお話しすることにしましょう)
夏が来たというのは、自分の身体でも感じることが出来ますね。私の場合は、髪の毛と爪(特に足の爪!)の伸びが早くなります。髪の毛に関しては、美容師さんに指摘されるまで自分ではあまり気付かなかったのですが、確かに4週間持たずにボウボウになってきますね、この季節は。
先日とあるお酒の席で、荒井式中心気功を一緒に学ぶお仲間:小児科医で東洋医学会会員でもあるS先生にその話をしたところ、かなり酔っ払いながらも的確な説明をしてくれて、なるほど納得。
端折って言うと、
- 人間の身体は本当に良く出来ているもので、季節(温度)を感じるセンサーがとても敏感である
- エネルギーを供給するのに、身体の部位の中で自然と優先順位が出来ている(例えば、心臓など弱ったり止まったりすると生命維持に重大な影響を持つ臓器が自動的に優先されるようになっている)
- 外気が低くなる冬場は、体温の維持に大部分のエネルギーが使われるため、末端部分や“生命維持に直接関係のない部分”へのエネルギー供給が後回しにされ、場合によっては供給されないこともあり得る
- 一方で気温の高い夏場は、体温維持の仕事がなくなるので、末端部分や“生命維持に直接関係のない部分”へのエネルギー供給も十分に行われる
ということで、夏場は“生命維持に直接関係のない”爪や髪の毛にも、十分エネルギー供給されるから、伸びが早いということですよ。足の爪なんて、冬は『前回いつ切ったっけ?』というくらいなのに、今は1週間に1度切らないとダメですもんね。髪の毛も伸びが早い→白髪がいつもより目立って困りますね~。
余談ですが、S先生はうちの夫と同級生、誕生日も近く、日主(自分自身の五行エネルギー)こそ違うものの、四柱推命の命式内の五行バランスは、非常によく似ています。真夏(午月)生まれで命式内に火の五行が多過ぎる男性は、髪の毛(木の五行)が燃やされてしまうため、残念ながらフサフサ白髪のナイスミドルにはなれないのです。男の子の赤ちゃんが生まれた時、その子が将来、髪の毛に不自由するか、フサフサ白髪になるか、その時に判明しているのです。