またまた、あっと言う間にカレンダーが切り替わってしまいました!仕上げなくてはいけない仕事に追われていると、1日1日が本当に飛ぶように過ぎて行きますね。こちらのブログを疎かにした反省をしつつ、この機会に集中できる新プロジェクトに出会えた幸運に感謝しつつ。

さて、10月はChinese Almanac(中華農民暦/風水暦)では戌月です。暦上では8日から10月となりますが、エネルギーとしては晩秋、秋の終わりで、本格的な冬=最陰の季節へ移ろう時。中華宇宙論に於いて、戌という動物が持つエネルギーは、注意しなくてはいけないもののひとつです。

戌は秋=金の季節に属する土のエネルギー。そして火のエネルギーの墓で、地網(地獄の門=地獄の守護者)で、良い意味を持つ神煞 (特殊星)には一切該当しないのです。空ろな、謎めいた、神秘的な、精神的なもの、という象意があります。戌のエネルギーには、物事の進みを遅らせ滞らせる作用があります。

2020年の10月は丙戌、天干の陽火である丙は単体であれば太陽の炎、強烈な最陽のエネルギーなのですが、地支の戌により弱められてしまっているため、威力を発揮できない状態です。一般的に、火の要素は喜びや楽しみごと、陽気を司るもので、私たちにとって最も必要なエネルギーです。それが欠けてしまっている今月、無理をせず、少しペースダウンをしたり、むしろ休みを取ってしまったり(Go Toキャンペーンを利用してのStaycationが理想的かもしれません)、身体のバランスを整えることに重点を置くことが理想的な過ごし方ですね。

また、経済界で10月は『Black October』と呼ばれるように、株価暴落など株式に関する惨事が歴史的に繰り返されてきている月です。先日起こった東証のシステム障害は、戌月の影響が前もって出たと思われます。

四柱推命では、命式内に辰がある場合、戌との大きなクラッシュになります。該当する場合は、ウサギの柄や形をしたアイテムを身に着けてプロテクションをしてください。

風水では、飛星チャートの中心に9が来ます。最大の煞気(衰退のエネルギー):星5は北に、病や不幸をもたらす星2は西に来ています。ご自宅やオフィスのこのエリアに重要なスペースが該当する場合は、それらを弱めるため月毎の風水改善策がマストです。

戌のエネルギーを甘くみてはいけません。