東京でも日本式ロックダウン(?)が解除され、当オフィスも営業再開となりました。気が付けば6月=午月ではありませんか!宇宙のエネルギーはもう真夏です!春をほぼほぼ感じられなかった分、一気にタイムワープした感じがありますね。

さて、Chinese Almanac(風水暦、中華農民暦)では6月5日に午月に入り、1年のうち陽の気のピーク、火のエネルギーが最強の月となりました。太陽の下で活発に動き回るには最適の時期です。ですが、今年はちょっと注意が必要です。

2020年の6月は壬午。天干の壬は陽水で、海水や津波などダイナミックな水のエネルギー、非常にパワフルな水の要素です。そもそも、2020年を支配するエネルギーも、強い金によって更に強められた水の要素。水の五行が用神(助けになる五行)の人にとっては最大の追い風となりますが、忌神の人にとっては困りものということ。

また、地支の午は陽火で、天干と地支で火と水の冲(Clash)を起こしている状態です。加えて、6月の午は、2020年の子と地支冲、もうひとつ火と水の冲が起こっているのです。五行のアンバランスがもたらす混乱によって、大なり小なり様々なトラブルやアクシデント、エラーが発生します。

中華宇宙論の5大要素の中で最も強力な2つの要素、陽水と陽火が対立しているため、この1ヵ月は誰にとっても2020年で最も大変な月の1つとなりますが、特に、命式に午がある人は自刑(Self-Penalty)となり、子がある人は月支と冲となるので注意が必要です。また、日主(日干)が丙の人にとって午は羊刃(Yang Edge)ですので、こちらも十分注意が必要です。

午は桃花(Flower of Romance)でもあります。夏には‟ひと夏のロマンス”や‟旅先でのロマンス”的な要素が起こるものですが、これも午の桃花がもたらす影響です。自由奔放に走り回る馬は、恋愛や冒険、楽しいレジャーを連れてくるのです。巳・酉・丑の年または日に生まれた人にとっては、今月はロマンス運到来です。コロナにまだまだ気を付けなくてはいけない世情ですが、積極的に、活動的になるべく月ということを忘れないで。桃花のエネルギーを有効活用してください。

辛年または辛日に生まれた人にとっては、午は貴人(Nobleman)です。前進・進展するにはもってこいの月、自分ひとりでは足りないのであれば、大声を出して周囲に助けを求めましょう!貴人はあなたを助けてくれる人、助けになる人のサインです。

月間の風水改善では、北西に星5、東に星2が来ているのでそれぞれ対応してください。特に今のご時世では、健康に関する問題は引き起こしたくありませんね。寝室に星5や星2が来てしまう場合は、風水改善がマストです!可能であれば、眠る場所を移るという手もありますよ。

気付いたら夏。スタートダッシュにはまだ間に合います。