節分が終わり、暦上でも2020年が始まりました。Chinese Almanac(中華農民暦)は節分の翌日、立春から1年が始まります。

その前の週末は春節だったので、ヨーロッパにいる風水師仲間からは、『Chinese New Yearおめでとう!』というメッセージが届きました。日本では春節はお祝いしないんだけど…と毎年言ってるのですが、海外から見たら同じアジア圏なので、日本だけ関係ないというのが不思議な様です。

1月1日はグレゴリオ暦の正月、立春はChinese Almanacの始まり、春節は中華圏における旧暦の正月…。この辺り、中華圏にルーツを持たない(中華文化を基に生活していない)人だけでなく、我々日本人にも少々ややこしいですね。

Chinese Almanacの年始、2月は寅月、季節は春になります。そう、暦上は春が始まっているのです。年のエネルギーだけでなく、季節のエネルギーも切り替わる時。そして環境に於けるエネルギー(風水)も切り替わります。今年度の風水改善は施しましたか?

寅は、辛の年または日に生まれた人にとって貴人(Nobleman)です。天からの助けを表す特殊星なので、サポートや追い風を受けられる良い月になります。

また、申・子・辰年または日に生まれた人にとっては駅馬(Traveling Horse)、通常よりも活動的な1か月になりますね。旅行や出張など、移動が多くなる人もいますよ。

黄帝内経では、春の季節は『天地が生き返り、万物が繁栄する』時となっています。冬の間に凍った大地や水が溶け、冬眠で内に蓄えていたエネルギーを外へ向けて活気を取り戻す時期です。ぜひ良いスタートを切ってください。

‟春”は始まっています!