スイス繋がりでご縁の出来た方々のおひとり:ドリスさんは、チューリッヒでご自身の名を冠とした宝石店を営んでらっしゃいます。宝石鑑定士(GIA)の資格を持ち、ジュエリーをデザインするだけでなく、良い石を求めて世界各国へ自ら買い付けに行っています。

ダイヤモンドだけでなく、全ての宝石は女性の友達ですよね!

彼女のデザインするジュエリーはどれも、‟石”が主役。彼女の宝石店には、大ぶりの石や珍しい石を使った品々が沢山並んでいます。特徴的なこととして、ダイヤモンドやルビー、サファイア、エメラルドの四大貴石は常に脇役で、パライバトルマリン、グリーンベリル、タンザナイト、モルガナイトなど、絶妙な色彩を持つ大きな半貴石が主役の作品ばかりなのです。特に、パライバトルマリンは一番のお気に入りで、素敵なリングやピアスを沢山見せてもらいました(ちなみに、ドリスさんの瞳の色は、パライバトルマリンと正に同じ色!美しい!)。

加えて、宝石が持つエネルギー(匂い、味、etc.)についても造詣が深いため、宝石のエネルギーを味覚(チョコレート)や視覚(絵画)、嗅覚(香水)で表したユニークな品々も、地元の専門店とのコラボレーションで製品化しているのです。チョコレートであれば、宝石を‟味わう”ことで、その石の持つエネルギーを容易に感じることができるのでは、という試みから始まったとのこと。面白い発想ですよね!

ドリスさんとの話の中で共通したのは、宝石を身に着けるに当たり、‟石それぞれが持つエネルギー”が大事だということです。彼女は、その宝石を身に着けることで、人間の五感のどの部分と調和し、どの様な変化(効果)が起こるのか、ということを大事にしています。そのため、お客様自身に対して、その人が今最も必要としているエネルギーを持つジュエリーをお勧めしたり、逆に、その人に‟合わない”石は『売らないということも時にはあるわ(笑)』と言います。中華宇宙論でも、宝石はそのエネルギーによって、五行(木・火・土・金・水)のどれかに振り分けられています。四柱推命の命式によって、合う宝石/合わない宝石が明らかになるんですよ(詳しくは四柱推命講座でお話ししています)。風水はなんとなく知っているというドリスさん、陰陽五行の話をとても興味を持って聞いてくれました。

第6弾となった今年の『世界の風水体感ツアー』がスイスとなった理由のひとつに、ドリスさんからスイスの土地に関する貴重な情報を貰ったことがあります。知れば知るほど、納得がいくスイスの土地に関する不思議。全6回のツアーを皆勤賞で参加された全員から、『今回が一番良かったです!』との感想を頂きました。こちらについては後日、ツアーの報告ブログで書くのでお楽しみに。