何だかんだで1週間過ぎてしまいましたが、お陰様で無事に帰国いたしました!今回もJ World TravelのMr. Hojoには大変お世話になり、どうも有難うございました。今年は例年になく、直前のお申込みキャンセルが4件も続いたりと、何だか慌ただしい様相だったのですが、最終的に女子会的なツアーとなって、これはこれで面白かったですね!

個人的には11年ぶりのドバイ、変わってないところ、変わったところ、色々思うところありましたが、世界の贅の集まり具合には拍車が掛かり、豪華さは比べ物にならないほどになっていました。街中の人口も増えた感じで、アラビア半島のイチ都市に、これだけのお金と人が集まる様は、俯瞰的に観ると異様な光景になるのかもしれません。

砂漠に突如現れる近代都市。夢のようなリアル。

とは言え、アラブ圏でいち早く風水を都市計画に取り入れたドバイ。世界一がつく建築物が沢山あり、どれもこれも惜しみなく贅を尽くした造りになっていますが、きちんと風水を施してあるので、かけた以上にお金が入ってくることになっているんですね!一見すると、イスラームの教えと中華宇宙論とは相いれないように思われますが、実は‶水″と‶財″という2つのキーワードで、バッチリ合致点がある訳です。

世界一の高さを誇るBurj Kharifa。こちらもしっかりとした風水建築。六(角)卦、飛星チャート、巒頭的に良い水の配置など抜かりない!

風水に理解を示し、積極活用すると決めた現首長のシェイク・モハメドは、素晴らしい先見の明の持ち主で、ドバイを世界的な都市に導いたリーダー、優れたビジネスマンとしての才も持ち合わせていらっしゃるということですね!

宿泊先のMina A’Salamは、Madinat Jumeirahという広大な敷地内に4つのテーマが異なるホテル、スーク(アラブ式市場)を備えており、敷地内を流れる運河をアブラ船で移動するという、まるでアラビアン・テーマパーク。Mina A’Salamは、伝統的なアラビア建築を模した低層ホテルで、全室バルコニー付き。どこを切り取っても完璧なシンメトリーで絵になります。

テーマパーク?

アラビア建築は完璧な左右対称、中心がきちっとしています。

アブラ(渡し船)で館内を移動。

1日目は、ちょうどラマダン明けのお祭り日。午後から市内観光に出掛けました。まずはDubai Museumへ。蝋人形を多用した展示でドバイの歴史を解り易く解説しているところで、11年前と同じショットを撮ってみました。訪館人数が圧倒的に増えたからか、以前よりも近づけない造りになっていました。

久しぶり!元気だった?

ドバイに来たなら、ここはお勧めです。ドバイの発展の歴史も解るし、何よりフォトジェニックだから意外と楽しめるんです。ミキモトなど日本の真珠養殖産業が半端なくレベル高かったということが、ドバイの発展に一役買っているって、知られていませんよね?

その後、何百もの宝飾店が軒を連ねるGold Soukへ。休日なので半数が休業だったのですが、それでも眩しい黄色く光るショーウィンドウ。1日にどのくらい売れるんでしょうね?

ドバイでは22~24金が一般的なので、金が黄色い。

気温39℃、湿度50%以上という高温多湿なのですが、強烈な太陽の熱さが湿度を感じさせない不思議な気候、日本よりも断然、不快指数は低いのです。そして、海水温が33℃!プールの水温が30℃なので、海の方が温かい。ちょうど良いぬるま湯加減は心地よく、長居出来てしまいます。ツアー参加者の最年長マダムY(around 70!)も、毎日1時間ほどガンガン海で泳いでいました!結果として、塩水温泉での湯治の様な効果となって、ツアー全員が体調良好で過ごせたのでした。塩、熱(暖)、水、これは体調維持に大切なことです。

Burj Al Arabをバックに。

ディナーはダウ船という伝統的な木製の船に乗ってドバイ・クリークをクルーズ。クリーク(入り江)と呼ぶには広大で、大河?海?という感じ。このクリークが、アラビア半島でドバイが突出して繁栄する源でもあったのです(巒頭的風水)。

現地仕様のJ World Travel Mr. Hojo。

2時間弱のクルーズ。

昔ながらの水上公共交通:アブラ。夜でもこの賑わい。

つづく。