夫曰く、私がプライベートで親しくしている友人たちは、同じ様な形容詞で表すことが出来る人たちばかり。そこら辺にいる男性よりも仕事ができる。白黒はっきりさせないとダメ。感情の起伏が激しい。気が強い。負けん気が特に強い。個を大事にする。自分にもまぁまぁ厳しい。他人には超ウルトラスーパー厳しい。などなど、他にも挙げたら沢山あります。精神的にも物質的にも独立した大人の女性であるということは、そんな風でないとやっていけないご時世なんじゃないかと思うのですが(特に日本以外の国で暮らしていると)、どうでしょう?ついでに、私の友人たちに限っては、贔屓目なしに見てもそこそこ美人なのにアラフィフを過ぎても何故か独身である、という共通項目も加えられます。

かと言って、ロマンスとは縁遠い生活を送っている訳ではないのが彼女たちの良いところ。50を過ぎたって、60を超えたって、素敵な殿方とのパートナシップを真剣に求めていますよ。歳を重ねると、相手に求めるものが本当に必要な最小限になってくるためか、年々条件がシンプルになっている人が多いです。が、中には、オーランド・ブルームが良いとか、クリスティアーノ・ロナウドじゃなきゃ嫌だとか、相変わらず言っている人もいますけれど(笑)。

『今度の出会いはいつになる?』という質問に、私は四柱推命で答え、夫は手相から読み解く訳ですが、ここで出たロマンスのタイミングを、毎度決まって仕事運に変えてしまうのが、これまた彼女たちの共通点。ロマンス運は人気運でもあるので、パートナーとの出会いのはずが、新しいクライアントとの出会いという結果で終わったり。最終的にはいつも、仕事の成果になってしまうのです。そしてまたキャリアに箔が付き昇進し年収が上がる訳です。

『どうしていつもそうなるのよ~?』と会う度に質問されますが、要は『本人が本質的にそれを望んでいるから』なんですよね!ひとつ言うのであれば、仕事も恋も、というガツガツさが若い女の子と比べると足りない、ということ。第一線でバリバリ活躍しながらアラフィフを過ぎると、自然と優雅にスマートになってくるのでしょう。それなりの人々と渡り合い、それなりの物事に接する機会が多い訳ですからね。これは致し方ないですね。中身まで十分成熟した女性=熟女には、ガツガツは似合わないということで。

熟女とは、中身もきちんと熟した女性のことを言います。