香港から戻って直ぐの慌ただしい中、ご招待頂いていたScuola Bvlgariに参加してきました。スクォーラとはイタリア語で学校を意味する通り、ブルガリローマ本社の職人によるブルガリの貴石そしてデザインの解説を詳しく聞くことが出来るイベントです。2015年より、ブルガリ旗艦店がある世界主要都市にて不定期開催されており、今年のアジアツアーは東京からスタートしました。ご招待頂いたのはちょうど風水ツアーで香港滞在中の日程だったため、無理を聞いていただいて、東京での最終日に滑り込ませて頂いたのでした。

エントランスから既に特別な空間。

神秘的な入口には、なんと44カラットのラフカットダイヤモンドがお出迎え。

神秘的でゴージャスで特別感満載。

44カラット!眩しい!

『ローマ本社の職人による詳しい説明が聞けるので面白いと思いますよ!』と事前に伺っていたので楽しみにしていたところ、なんと解説者は現在ブルガリのハイ・ジュエリーデザインを一手に任されているエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターのLucia Silvestriさんご本人!少し前にも日本のTV番組でも特集されていましたね。

まずはルチアさんと本社ハイジュエリー・ディレクターのジャンパウロ氏から、ダイヤモンド、ルビー、エメラルド、サファイアの4大貴石についての解説、ブルガリの歴史、ブルガリのジュエリーがどの様に作られるのか、という非常に興味深い話があり、そしてその美しいジュエリー達が出来上がるまでの流れ、ルチアさんの本社オフィス(アトリエ)での作業を再現して見せてくれました。その間、なんと参加者全員が、加工前のごろり大きな貴石・半貴石に触り放題。こんな機会は滅多に無いですよね~!

インスピレーションを得たら石を並べていくそうです。

サクマのドロップじゃありませんよ。

ルチアさんにあれこれ質問をしていたら、『あなたにはこれが似合うと思うわ!』とセルペンティのネックレスを着けてくれました。中央の大きなサファイアに加え、ぐるりとダイヤモンドのパヴェなので、首にズシリ、相当な重みです。ですが、鎖骨回りにしなやかに密着する造りになっているため、着け心地はなんと軽いこと。『そこがブルガリのジュエリーが“第2の皮膚”と呼ばれる所以です』とのこと。

お見立てでは、私には大ぶりのモノの方が似合うそうです。

満面の笑み。重いのですが、身体の一部の様な感覚で不思議。

『これもあなたには似合うわよ』ともうひとつ着けてくれたのがコチラ。花びら1枚に使われている石自体、相当の大きさなのが判りますか?

ブルガリには珍しい真珠使いのもの。

丸いカボション・カットを多用するのもブルガリの伝統伎。

この日ほど、英語が出来て良かったと心底思いました(笑)。他の参加者の方よりもいろいろ聞くことが出来ましたから。学生さん、若い人たち、そしてもう若くないからと思っている皆さん、今からでも遅くありません。何かひとつは外国語をマスターしておく方が、喋れない人よりも人生で得することが多くなるのは間違いないです。

ルチアさん、ジャンパウロ氏と。いつかローマでお会いしたい!

中華宇宙論(中華形而上学)では、この世に存在する全ての物事が陰と陽、そして更に5つの要素(木・火・土・金・水)に分類されます。宝石ももちろん、それぞれ異なる五行に属するんです。実際、その鉱物が持つ特殊な波動や含有物質(ある種の放射線の様な要素)を、医療系(代替治療)として取り入れている国や地域もあるんです。有名なのは、ロシアの琥珀を使った治療でしょうか(琥珀には高い抗酸化作用や外傷を早く治す効果等が認められているんです)。四柱推命の命式によっては、その人に合う(必要な)宝石、合わない宝石も判ります。

基礎的な宝石の効果・効能については、既に四柱推命Advanceコースで講義を行ってきていますが、今後も中医学や四柱推命と関連し、みなさんの運を改善するのに役立つ形になるよう、石の持つパワーについて更に研究をしていきたいと思っています!