先日は名古屋方面より、風水鑑定の依頼を頂きました。新築の一軒家で、まだ完成前の物件のご依頼でしたので、うちのお弟子さん達には絶好のチャンス物件ということで、クライアントさんのご了承を得て、アシスタントとして2名を同行させて頂きました。マンションの鑑定が多いことや、或いは一軒家であってもすでにお住まいでいらっしゃる物件が圧倒的に多いので、今回のような建築中の一軒家の鑑定をする機会は、とても少ないのです。お弟子さん達にとっては、非常にラッキーな経験となったと思います。ご依頼主のKさんご夫妻、ご快諾頂きましてどうも有難うございました!

当日、西からお天気が崩れる予報は出ていたものの、品川を出る時はまだまだ明るい空でしたが、豊橋を過ぎた途端に横殴りの雨。私は昔から超が付く晴れオンナですので、誰のせいかな~(というかどちらのお弟子さんかな~)と思いを巡らせつつ。

豪雨の中、まずは物件の向(顔となる部分の方位)を測定します。

雨にも負けず、羅盤で測る

高台に建築中のお宅は、2階+ロフトという構成ですが、ロフト部分の天井も高いため、外から見ると立派な3階住宅です。2階のリビングダイニングは、ロフトの効果で吹き抜けの様になっているため、十分なスペースがあり、気持ちが良い間取りとなっていました。実は今年に入ってこの様な2階+ロフトという一軒家を鑑定するのは、何度目かなのです。それも全て新築物件。最近流行りの間取りなのでしょうか?2階の天井がとても高くなるのと、ロフト部分もある程度の天井高をキープすると、十分な隠れ部屋的な利用が出来るので、こういう間取りも素敵だなと思いました。

普通のひと部屋よりも、むしろ広いロフト!

風水鑑定をする場合は、物件の周囲の環境も鑑定対象になります。煞と呼ばれる好ましくない気:衰退のエネルギーを持つものが、物件の周囲、隣り合わせにないか?物件から見える風景内に無いか?水(交通)の流れはどうなっているか?電磁波を出している物体は?などなど、意外とたくさんあるんです。これは、地図上では判らない情報ですから、現地へ赴いてチェックするほかありません。現地鑑定が必須なのは、こういう理由もあります。もちろん、物件の向(顔となる部分の方位)を正しく測るためにも、間取り図だけでは正確な風水鑑定は不可能なんですね。

間取り図と実物の相違点もチェック!

もちろん、お住まいになる皆さんの四柱推命も観なくてはなりません。今回のKさんファミリーには、今秋でお子様が2名となり、そのため新居にも子供部屋がふたつ用意してあります。各部屋にある気:エネルギーの違いを踏まえ、四柱推命から判る、その人が持って生まれた運と素質を見比べて、どちらのお子さんにどちらの部屋を割り振るかを決めていかれると良い訳です。

豪雨の中、無事に鑑定を終え、私は新幹線に乗り込んだ訳ですが、帰りもまた豊橋を過ぎたら、空は明るく、誰も傘を刺していないじゃないですか。こういう時に雨を降らさないという、鑑定者として意識の部分の修練も、指導していかないといけませんね~。