富や地位など“成功”を手に入れても、自身の健康が十分でなければ、幸せな人生を送ることは難しいですよね。四柱推命を観て行く中で、3つの大きな柱があります。結婚、天職(仕事/キャリア)、そして健康問題です。健康な身体なくして何事も出来ない訳なので、私たち人間にとって最終的に一番大事なところは、健康ということになるのではないかと思いますがどうでしょう?

繰り返しになりますが、強過ぎる火は、強力な土を生み出します。土の五行は筋肉そして細胞そのものを司ります。冬に太る人というのは、クリスマスやお正月の飽食と、寒さ所以の運動不足、人間が本来持つ生命維持機能(脂肪蓄積)など、理由がハッキリして判りやすいものですが、夏に太る人というのは、運動しているのに体重が落ちない、夏バテ気味で食欲ないのに太り気味、というケースが多いですよね。非常に強い火:丙のエネルギーのため、特に今年の初夏以降、体重が増えた人、太ってきた人も多いのではないでしょうか?なかなかダイエットの効果も出にくい期間だと思います(私もそうです*笑)。でも、ここで腐って挫折するのはちょっと待って!7月を何とか現状維持で乗り越えれば、8月に入ると結果も徐々に出てくると思いますよ~。8月度からは陰の季節が始まりますから、火のエネルギーは徐々に弱まり鎮静化されていきます。1年の後半は、陰の季節となるんですね。

中医学では、夏の季節は火の五行エネルギー、“心(心臓)”と深く関係します。夏に“心”のエネルギーを十分に養うことができないと、冬に蓄えが無くなり、大病を患うと言います。この季節は、気持ちを安定させて火のエネルギーを消耗し過ぎず、“心”のエネルギーをたっぷり養うことが、秋や冬の養生にも繋がっていきます。

世界最古の健康・養生書:黄帝大経

では夏に何をするのが良い?夏の養生で一番の基本、そして一番簡単なものは、夜遅く寝て朝早く起きること!夏は1年で最も夜が短く昼が長くなりますよね。自然の陽気の変化に自分の身体を合わせていくことが、中医学に於ける養生の基本です。

また、暑さを怖がらず、汗をかくことも重要です。体内に古い水分が滞ると、体内に熱が籠ってしまい、夏バテや熱中症を発症しやすくなります。暑いからと言ってダラダラ過ごさず、ある程度はアクティブに身体を動かすことが大事。薬剤師で漢方医でもある荒井式中心気功の師匠:荒井義雄先生は、夏こそサウナ(ドライサウナ)で体内に停滞した水分を出すことをお勧めしています。もちろん、運動やサウナでたっぷり汗をかいた後に、新鮮なお水をたっぷり飲んで水分補給することも忘れずに。

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