バンコクには、中国本土にルーツを持つ方が多くいらっしゃることもあり、今回のオープニングトーク:特別講義として、地元から御年82歳のMaster Boontaganonのプレゼンテーションがあったり、今年も世界の様々な地域の風水事情を知る良いチャンスとなりました。私の耳には、Master Boontaganonはタイ語でお話しになっていると聞こえたのですが、実は、中国本土の方言のひとつを、非常に古い語調で話されていたということが、講義後に発覚。中国語だったので、シンガポールやマレーシア、香港から参加していた中華圏の人々は、通訳なしでだいたい理解できたそうです。

机を並べて風水を学んだ仲のSabineは、1日目のお昼過ぎにドイツから到着しました。彼女は夫と私がポツダムで荒井式中心気功ワークショップを開催する直前に事故に遭い、なんと背骨と頭蓋骨に少しヒビが入ってしまったという結構シリアスな状態だったのです!しかし、スーツケースを持ってドクターの診断に行き(半ば脅す様な形で?)、そのまま空港へ直行し、何とか1日目のランチタイムに到着したという強い意思の女性です。何はともあれ、無事で良かった!

ベルリンで会えなかったので、良かった!

2日間、朝から晩まで講義付けですが、様々な地域からのスピーカーが、様々なトピックでプレゼンテーションを行うので、毎年飽きることはありません。むしろ、新たに学ぶことが山ほどで、私はノートを取るのと写真を撮るのにホント忙しく、夜にはクタクタになります。

最終日は、参加者全員でのGala Dinnerです。3年前から新たな試みで始まったGala Dinnerですが、昨年の上海開催から何やら志向が異なってきていて、ほぼカラオケ大会に・・・。せっかくお料理がサーブされているので、個人的にはDinnerはDinnerとしてきちんと頂きたいのですが・・・。メルボルンの時のGala Dinnerは静かで落ち着いていて良かったんですけどねぇ(遠い目)。

今年は生バンドで、カラオケ大会に・・・。

今回は、タイは国を挙げてプミポン前国王の喪中だったこともあり、IFSC参加者には開催中ずっと、“Black & White”というドレスコードが事務局より義務付けられていました。とは言え、私は普段、黒い服を着ません。黒い服は喪服しか持っていませんので、必然的に白い服をあるだけパッキングして持っていきました。念のため、ホテルのスタッフの方にお願いし、黒いリボンで喪章代わりとなるバッジを作ってもらい、身に着けてはいましたが。

街中でも、全身黒の人が多く見受けられました(正装ではなくTシャツなどカジュアル系)。前国王は、タイの人々にとっては、国王というよりも、神に近いもしくは神と同じ様な存在だったので、街中に出ている広告は、一時的に黒と白で塗りつぶされ、ホテルやデパートなどはもちろん、街中至る所に祭壇が設けられていました。そういう状況だったからか、10年前にバンコクを訪れた時よりも、喧噪感をあまり感じませんでした。生活様式や街の様子が変わったからもしれませんが・・・。

ちなみに、帰りのタクシーは、ホテルから空港までまたもや90分。高速に乗るまでが1時間(おそらく歩いて20分の距離)、高速に乗ってからも渋滞で、スピードを上げて走ることができたのは、空港の建物が見えて来てからの距離でした。電車移動を強くお勧めします!