今年の11月は、今までの約50年の人生で、一番忙しく過酷なスケジュールでした!底冷えのするドイツ:ポツダムでの荒井式中心気功ワークショップから帰国後、1日空けてまた直ぐに、ドイツの時差ボケが治ったのだかどうかも判らないまま、今度はInternational Feng Shui Convention(国際風水会議)に出席するため、高温多湿のバンコクへ飛びました。

数年前にバンコクの空港でトランジットはしましたが、市内に降り立つのは実に10年ぶりくらいです。空港を始め、様々なものが変わっており、進化していたのはビックリしました。が、交通渋滞が酷い!噂には聞いていたのですが、空港から市内まで、普通に走れば30分ちょっとの距離のところを、余裕で1時間。しかも高速道路に乗っても渋滞でノロノロ運転です。私の場合、羽田から深夜便で飛んだため、現地の出勤時間よりちょっとだけ早く到着したお陰で1時間程度で済んだ様です。他の国から日中に到着した仲間の中には、空港からホテルまで4時間も掛かった人も!信号の間隔が異様に長いのが原因のひとつではないかと思いますが(警察官による手動切り替えとか!)、バンコクがもう少し発展するには、まだまだ改善すべきところがあるなぁと思いました。

一昨年からIFSA(国際風水協会)は、アジア地域でのプロモーションを兼ねて、シンガポール国外で国際風水会議を行うようになり、メルボルン、上海と続けて、今年はバンコクだった訳です。会場となったS31スクンヴィットホテルは、四大老師のひとり:GM Tan Khoon Yongのクライアントだそうで、バンコクでも最近流行りのいわゆる高級ブティックホテル。全ての部屋がラグジュアリー(一番エコノミーな部屋さえ)なのが基本的なコンセプトの様でした。もちろん、ひとり旅ですし、会議開催中は寝るために戻るだけなので、エコノミータイプを予約して行ったのですが、チェックインが早朝だったため、部屋の用意が出来ない状態でした(一応、予約時にアーリーチェックインの希望を出してはいたのですが)。つまりは、満室ということ。平日でも100%稼働のホテルとは、さすがにGM Tanがバッチリと風水を施している恩恵ですねぇ。

お洒落でラグジュアリーなブティックホテル。

運が良かったのは、フロントの女性スタッフが、あまりの疲労にヨレヨレだった私を気の毒に思ったらしく、『今、向こうでチェックアウトしているお客様がいまして、ただし、喫煙フロアの部屋なんです。それでも良ければ、アップグレードしたジュニア・スイートのお部屋に変えて差し上げられますが、いかがでしょうか?』 禁煙ではないことが気になったものの、とにかく早く部屋に入りたかったこともあり、もちろんYES、しかも初のスイート体験です。ラグジュアリーがコンセプトのホテルのジュニア・スイートですからね。これは受けるべきということで。

部屋のお掃除が済むまで、それでも2時間ほど掛かるというので、その間はスパにあるシャワーやサウナを使って休ませてもらうと言うことで、スーツケースを持ったまま(着替えや化粧品が入っているので)、スパへ直行し、しばしの休憩。

スパの入り口にはタオルで作ったスワンが。

その後に案内された部屋は、無駄な空間が沢山ある2階建ての広~い部屋でした!しかも東南の角部屋。

部屋のドアを開けると階段が。

階段からドア方向を見る。右手にはソファが。はて、いつ使う?

階段を上った先にはキッチンが。大型冷蔵庫と電子レンジも。

書斎コーナーも。

リビングのコーナー。

ベッドルームは全面ガラス張りで街を一望。

平米数は、我が家の自宅マンションと同じくらいです。バス・トイレの面積で、我が家の主寝室くらいありました。

最初は喫煙フロアということで心配しましたが、室内は全くタバコの臭いも無く。いや~、得しましたね~!このところ、ホテル部屋をアップグレードしてもらえる確立が増えていますねぇ。香港のペニンシュラもそうでしたし。ツイています。それにしても、空間の無駄使いというのは、飛び切りの贅沢のひとつですね。つづく。