京都2日目は、Khengたっての希望で嵐山トロッコ列車に乗ることに。教授はお歳もあり、また股関節に少し痛みがあるということで、タクシーで一気に嵯峨嵐山まで移動したのですが、この時のタクシー運転手さんがとても可愛らしい女性でビックリ!京都では、どのタクシーに乗っても得した気分になりますね。観光客あってのタクシー業界という意識が徹底している感じで、とにかくお客さんに良い気持ちで京都を楽しんで欲しい、というのがこちらにも伝わってきます。

紅葉は・・・

Khengがいろいろ読み込んできた英語のガイドブックには、『嵐山トロッコ列車はとてもロマンティックな列車だ』と書かれていたのですが、実際は川岸というか山際を走るので、かなりガタガタ揺れるし、決して乗り心地が良い列車ではありません。おまけに紅葉がほとんどないし。Khengは『どこにロマンティックがあるのよ?』と怒り心頭。なだめるために、彼女が春にたいそう気に入った竹林と精進料理を巡るコースに変更したところ、一気にご機嫌になってくれてホッ。

ここは私も大好きです。

竹林は教授も感嘆し、『マイナスイオンの中を散策できるなんて良いねぇ。京都に1か月くらい住んで、毎日ここを散策したら健康になるよねぇ』。何でも、今は中医学とマイナスイオンの関係を調査しているらしく、竹林効果に興味津々でした。自然のエネルギーを使うということで、私たちの荒井式中心気功法にも非常に興味を持っていて、将来的に何か一緒に出来ないか、ということで、いろいろその辺りの話も盛り上がりましたよ!ドイツに続き、シンガポールでも荒井式中心気功のワークショップが定着したら素晴らしいことです。急な運びで出来たご縁ですが、教授とは長いお付き合いになりそうな・・・?

教授はシンガポーリアンにしては背が高く190cm

ランチに伺った篩月は、お昼の懐石としては充分な品数と量、そして何よりリーズナブルな価格なので、嵐山界隈ではMUSTだと思います。季節ごとに少しづつ、品が変わるそうです。京野菜は美味しいですよね~。

賀茂ナス田楽、美味。

この後、再び錦市場へ戻ってお買い物、Khengも教授も両手に戦利品という爆買いに近い形でした。Khengに至っては、乾物屋でわかめなど海藻に吉野葛粉、お米屋でコシヒカリの玄米と杵でついたお餅を1本、そしてホテルで食べると言って柿を大量に購入していました。そのため、2日目にしてスーツケースをはみ出す始末。私は1泊で帰りますが、Khengと教授はまだ2日お買い物デーがあるので、果たして大丈夫なのかしら、と心配したところ、教授がひと言。『大丈夫、RIMOWAのスーツケースを買って帰るから。シンガポールでは高いんだよ。日本の方が安いからね。』 翌日、京都大丸で購入したそうです。

『来年は、紅葉の予報が出てから飛行機取るから!』 とうことで、どうやら来年も超個人的な通訳観光ガイドの仕事がありそうですね(笑)。