四柱推命に於いて、結婚に関するサインというのは前回の桃花(Flower of Romance)だけではなく、他にもいくつかあるんですよ。一番基本的なところは、配偶者を表す五行がどこに現れているかを観ることです。女性にとっては官を表す五行が夫を表すものとなり、男性にとっては財を表す五行が妻を表します。官または財が何の五行になるかは、自分自身が陰陽五行に於いて何のエネルギーかにより異なって来ます。例えば、自分自身が木の五行(甲または乙)の女性であれば、夫を表す官の五行は金になりますし、自分自身が甲または乙の男性にとっては、妻を表す財の五行は土になります。

結婚相手が現れる時は、四柱推命で明確に判ります

命式内の天干に夫を表す五行がある場合、結婚する時期について知ることが出来ます。例えば、年干に出ているのであれば、人生の早い時期に夫が現れる(若くして結婚する)ということですね。年柱というのは、生まれてから20歳くらいまでの期間を表す場所なので、官の五行がここに現れるということは、20歳くらいまでに夫が現れるということになります。

これに該当するのはダイアナ妃の命式で良く知られています。ダイアナ妃自身は乙(陰木)の人なので、年干に現れている辛(陰金)がチャールズ王太子を表しています。

 日
 月
 年
 乙
 甲
 辛
 木
 木
 金
 未
 午
 丑
 土
 火
 土

 

実際、ダイアナ妃は19歳で婚約し、世界が注目した世紀のロイヤル・ウェディングと呼ばれたセント・ポール寺院での結婚式は、20歳になって直ぐに執り行われたものでした。

命式内に配偶者を表す五行が無いですか?だからと言って結婚に縁がない訳ではありませんよ!大運(10年毎に切り替わる運気の波)や歳運(流年とも呼ばれる毎年巡る1年毎の運気)に配偶者の五行が出る時は、どんな人にも必ずやってきます。特に、桃花と一緒に出ていたら、更に可能性は高くなりますね!

また、配偶者を表す五行と同時に、貴人(Nobleman、助けになる人を表す特殊星)が出ている場合もあります。この時期は、文字通り“助けになる人”が現れる時なのです。今まで自力で何とか相手を探そうと奮闘してきた人であれば、この時は貴人の恩恵に甘えてみるのもチャンスです。誰かに紹介を頼んだり、親戚からのお見合い話に乗ってみたり、結婚相談所に登録してみたり。貴人(自分ではない第三者)から、良いご縁が転がり込んでくる可能性も高い時だからです。稀に、配偶者を表す五行と、桃花と、貴人が一度に現れる人もいます。モテ運到来、ロマンスの大波が来ていて、さらに助けになる人もいるなんて、この時期に結婚を決めない意味を見つける方が難しいですね!

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